可憐 「なっ・・・なんですかっ・・・? それ・・・っ」

可憐が恐ろしげにマスクを凝視する。

蓮司 「これはな・・・こうやって使うんだ───」
可憐 「むぐぉっ・・・!?」

動けない可憐の口をこじ開け、金属の筒を捻じ込む。

可憐 「あっ、あがぁっ!?」

筒をしっかり口に咥えさせたことを確認し、外れないよう

にマスクのベルトを後頭部で留める。

可憐 「は、はがっ!? あおぉっ!?」

口を閉じることもしゃべることもできなくなり、可憐は目

を見開いてもがいた。